ビットコインの分裂は11月18日⁉︎
こんにちは。
Ryosukeです。
あなたは11月のビットコイン分裂問題について理解していますか?
今回のsegwit2xは、進み方によってはかなり危険な分裂となっています。
そこで、11月の分裂に向けて現在出ている情報をまとめました。
分裂問題についてしっかり理解し、その後の対策を準備していきましょう!
目次
ビットコイン分裂は11月18日⁉︎

結論から言います。
ビットコインが分裂し、
ビットコインsegwit2x(B2X)
が誕生するでしょう。
分裂予定日時は
2017年11月18日
ただし、日時はブロックの進み具合により変動します。
徐々に早まっている感じがあるので、もしかすると日程が少し早まる可能性もります。
(もちろん遅れることも)
今回の分裂騒動の発端とは?

なぜ、今回の11月のビットコイン分裂騒動が起こり、「ヤバイ」と言われているのでしょうか?
ビットコインのユーザーの急激な増加による、
「スケーラビリティー問題」
が発端となっています。
簡単に言うと、
「ビットコインの処理能力が追いつかないので、性能をアップデードさせなければならない」
という問題です。
アップデートにも方法が複数あり、その一つが「Segwit2x」の実装ということになります。
(実情はもっと複雑だと思われます)
そこで中国のマイナー集団を始めとする、様々なマイニンググループが「どのようなアップデード方法をとるのか」で論争が起こっているのです。
自分が支持しているビットコインが主流とならなければ、マイニングをしても利益を上げるのが難しくなるからです。
詳しく知りたい方は以下の記事が参考になりますので是非読んでみてください。
segwit2xの問題点
①開発者がたった一人
segwit2xがハードフォークすると、冗談じゃなく、まじで実際に使うのが不安になるくらいコードがテストされてないし、開発者1人だぞ。
その辺のアルトコインでも、もっと開発者の数いるよ。— Junya Hirano 平野淳也 (@junbhirano) October 5, 2017
なんと、segwit2xの開発者は一人らしい。
他のビットコインやアルトコインでも10~20人と言われていますので、この問題の重大さが分かります。
コードもテストされていないようなので、不安が残る状況です。
リプレイプロテクションの必要性

B2Xのハードフォークにあたり「リプレイプロテクション」という技術が導入されました。
このリプレイプロテクションがとてもめんどくさい。
簡単に説明すると、
コインを送金する際、一度指定されたアドレスへ送金することでコインの安全を守ること。
つまり、毎回2回の送金が必要になります。
この理由を説明すると長くなるので、知りたい方は以下の2つを参考にしてみてください。
ビットコイン最新の見通し(2017.10.6) SEGWIT2X関連
【超深刻】ビットコインハードフォーク問題【BTG】付与条件とSegwit2x(YouTube)
segwit2xの支持状況

Coin Dance Bitcoin Block Details
現状、segwitの支持率は94,3%。
つまり、B2Xの誕生はほぼ間違いないと思います。
これを支持しているのは、B2Xよってより多くのマイニング報酬を得ることができる集団。
もちろんスケーラビリティー問題が解決することによって、ユーザーへの実質的な還元もあります。
しかし、ビットコインの分裂問題の実態はマイニング集団(企業)同士の覇権争い。
非中央政権はどこへ・・・。
取引所などの声明も別れている⁉︎

分裂したB2Xを扱うかどうかはビットコインを扱っている各企業が決定します。
現在声明を出している企業をまとめました。
Bitfinex
まず、Bitfinexが特定のハードフォークのために賛成を表明するつもりはないことを明確にしたい。
(中略)
ハードフォークが発生した場合に、各チェーンにトークンを要求することが多いお客様に対するものです。現時点では、Segwit2xハードフォークで明確な勝者を特定するのに十分なコンセンサスがあるとは考えていません。したがって、お客様は両方のチェーンのトークンにアクセスできます。今後のSegwit2xハードフォークに関する声明
速報:USD最大の取引所 #Bitfinex は「どちらのチェーンもサポートするが、例え11月にフォークするB2Xのハッシュパワーがオリジナル $BTC より高くても(マイナーが選んだとしても)B2X=BTCとはせずアルトコインとする」と正式に発表 #ビットコイン #仮想通貨 https://t.co/8FhfXAQ9PI
— 墨汁うまい(BlockchainUmai) (@bokujyuumai) October 7, 2017
結論
・どちらのチェーン(コイン)もサポートする
・B2X=BTCとはせず、アルトコインとする
ちなみにBitfinexでは、既に先物取引としてB2Xの取引が行われています。
価格は通常のビットコインの1/3程度のようです。
Coinbase
フォーク時にCoinbaseに格納されたビットコン残高を持つ顧客は、両方のブロックチェーンでビットコインにアクセスできます。フォークの前、フォーク中、フォーク後にCoinbaseにビットコインを安全に保管することができます。
フォークの後、各ブロックチェーンが安全で安定していると判断したときにアクセスを有効にします。フォーク後数日以内にこれが起こることが予想されますが、追加のリスクが発生すると時間がかかることがあります。
Coinbaseの扱いによると潜在的に分裂するB2X(2MBハードフォーク)コインはアルトコインとなり、ビットコインにはなり得ないことがわかりますhttps://t.co/Cnp7mI2AuN
— 墨汁うまい(BlockchainUmai) (@bokujyuumai) October 7, 2017
こちらも同様にアルトコインとして扱う予定のようですね。
Coinfucius
CoinfuciusはビットコインのATMを扱っている企業です。
Coinfucius will not support the Blockstream controlled 1x chain after the fork in November.
— COINFUCIUS (@CoinfuciusSay) October 6, 2017
速報:ビットコインATMを提供するCoinfuciusは11月に潜在的に分裂し、生じるアルトコインのB2Xを本流の”ビットコイン”とし、現在の1MBブロックのオリジナルビットコインはサポートしない #ビットコイン #Bitcoin #仮想通貨 #ブロックチェーン #フィンテック https://t.co/j4k5eFCman
— 墨汁うまい(BlockchainUmai) (@bokujyuumai) October 8, 2017
こちらは他の企業とは真逆の回答。
「フォーク後1MBのブロックを支持せず、B2Xを支持する」
これは大問題。
つまり、Coinfuciusにビットコインを預けている人は自動的に
「今までのBTCは消失し、同量のB2Xを保有」
することになると思われます。
仮にBitfinexのように現在の価格の1/3程度で扱われることになれば、資産もそのまま1/3になってしまうかもしれないのです。
※追記
Coinfuciusはニューヨーク合意に署名している企業ではありません。
以下の署名している企業がB2Xのみを支持することになると、大きな問題が発生する可能性があるので注意です。
その他企業は声明発表待ち
現在、Bitcoin.orgがNYA(ニューヨーク合意)に署名した企業に対して各社の声明発表を求めている様子。
速報:https://t.co/L104WMWnJHがNYAに署名した企業に対して各社の対応表明を求める。
1.B2Xコインを #ビットコイン として上場しない
2.リプレイプロテクションなしでのB2X上場。B2XをBTCとして扱う
3.B2XではなくBTCの取引を引き続き提供 https://t.co/KdILLXBcCs— 墨汁うまい(BlockchainUmai) (@bokujyuumai) October 6, 2017
その企業数は実に50社。
Coinfuciusのような声明発表をする企業が多数となると、市場は大きな混乱に包まれるでしょう。
自分が利用している企業の声明発表を落ち着いて待ちましょう。
他の企業も
「B2Xはアルトコインとして扱う」
声明を出せば大きな混乱は起こらずに済むと思われます。
どうしたら良い⁉︎ビットコイン分裂問題!
11月の分裂問題について理解できましたでしょうか?
今後の対策としては
・各企業の声明を待つ
・暴落に備えてUSDTなどのペッグ通貨に移動しておく
などがあると思います。
また、10月にはビットコインゴールドの分裂もあります。
常に情報チェックを怠らず、臨機応変に対応していきましょう。
以上、Ryosukeでした!
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