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【完全版】仮想通貨XP/XPCの全て!まだ草コインだと思ってるの?

Ryosuke
Ryosuke
仮想通貨ブロガーのRyosuke(Twitterはこちら)です! 記事をご覧頂きありがとうございます!

 

今回は、最近また話題になってきている仮想通貨『XP/XPC』について、198cmの米国人さんが徹底的に解説してくれました!

名前のツッコミどころは満載ですが(笑)、どこのサイトよりも詳しく説明してくれていますので、ぜひじっくりとご覧くださいね!

今話題のXPCとXPについて語ろう!

2018年5月20日、一つの大きなニュースが発表されました
「XPチームの運営陣が、新しい組織を作ってXPCという新通貨をリリースする」

このニュースは仮想通貨界隈でもホットなニュースになり、たくさんの方がツイッターやSNSで話題にあげていました。
仮想通貨に少し詳しい人であればXP(eXperience Points)というコインのことをご存知かもしれません。
XPは草コインのパイオニアとも言うべきコインで、2017年1月1日から12月31日までの1年間で、約66000倍も上昇した奇跡のコインとして有名です(その後下落しましたが笑)

「すべての人に経験値を」というコンセプトのもと、ゲーム通貨や実店舗決済など様々な場面で利用可能なコインとして熱狂的なファンを集め、Discordなどのコミュニティでは日本だけで45000人を越える参加者が集まっていました。
XPの最大の強みは「コミュニティの強さ」で、仮想通貨の上場投票などがあると大きく得票数を伸ばし、有名なBinanceの投票でも2位に入るなど、草コインとは思えないほどの組織力を発揮していました。

このブログでは、そんなXPの魅力を簡単にお伝えするとともに、どうしてXPC(eXPerience Chain)という新通貨がリリースされるようになったのか?ということについてもご紹介いたします。

Ryosuke
Ryosuke
申し遅れましたが、私は198cmの米国人(@198cmXP)と申します。
フィリピンで学校と会社を経営しており、またXPC(XP)のマーケティング活動をしています。社長&校長&隊長の三足のわらじを履いて、フィリピンの田舎で面白いことを追い求めて生活をしています(フォローいただければ嬉しいです!)

 

 

1.Eスポーツ

最近、日本でもEスポーツの話題が多くなってきました。
吉本興業やJリーグがEスポーツに参入するというニュースが流れたのも記憶に新しいかと思います。

XPはもともとこのEスポーツやゲームの分野にメインターゲットをしぼっており「ゲームをプレーするとXPが報酬としてもらえる」「ゲーム大会の賞金としてXPがもらえる」といったゲーマーたちにとって夢のようなコインになることを目指していました。

すでに世界各地のEスポーツの大会でスポンサーになり、かつ人気ゲームRustにはXPが実装され、ゲームをプレーするとXPがもらえるというシステムが実現しています(今後もたくさんのゲームにXPが実装されていく予定です。世界的に有名なゲームに実装されていくとかなり盛り上がると思います!)
最近はNANJコインがEスポーツの分野に進出して話題になっていましたが、XPもワールドワイドにEスポーツ領域でのプロモーションを進めていたわけです

 

フィリピンのモデル&オタク&コスプレイヤー&Twitch配信者という最強フルコンボのEenちゃん
XPのロゴをつけてゲーム配信をしています


2.実店舗決済

XPは決済手段としても使えます。つまり、XPを持っていればリアルな世界で物を買ったりサービスを受けられたりするわけです。
この「実需」というのはすごく大切で、リアルな世界で使えるというのはコインにとって大きな強みになります。

まずXP決済と聞いて思い浮かぶのは東京にあるエンポリオカフェです。XP決済を世界で最初に受け入れたXPホルダーの聖地のような場所で、オフ会なども頻繁に開かれています。XPだけに限らず、仮想通貨界隈の人たちが集まって交流されることも多いです。カフェやレストランとしても非常に有名で、ドラマで使われたり芸能人の撮影会で使われたりするオシャレな場所です。
@hirakennn_emp


大阪で人気の「とり天本舗」

こちらもXP決済が可能です。気さくでノリのいい店長に会うために、XPホルダーに限らずたくさんの人が訪れます。
前述のNANJとXSHの決済も最近可能になりました(ここらへんを攻めてくるのが店長のおもしろいところ)
@TORITEN_0110



SPLENDOR COFFEEさん。XPのラテアートは芸術的ですね
XP以外にSwiftDemand決済も可能。これまた珍しいです
@CoffeeSplendor



ほかにもレストラン、アパレル関係、整体、航空券のオンラインショップなど、様々なところでXP決済ができます。
後述しますが、XPCがリリースされた後はさらに決済店が増え経済圏が広がっていくと思われます。

 

3.教育分野

XPは教育とも結びついています。
Face to Face English Schoolはエンポリオカフェに続き、世界で2番目にXP決済を受け入れた学校です
(ちなみに私が運営している学校でもあります)

http://www.f2fenglish.jp
http://www.gensaicareer.com

フィリピンの田舎にある、生徒さんとスタッフあわせて50~60人くらいの小さな学校ですが、英語がしっかり勉強できて、居心地がよくて、たくさん経験値がアップするような学校を目指してがんばっています。

この学校は人材紹介会社や人材派遣会社も併設しており、「外の世界に一歩踏み出せ」というモットーを掲げて「フィリピン留学」や「フィリピン就職」のサポートをメインで行っています。他にもビザ関係、投資(フィリピン株)、不動産、会社設立などの相談も受けております。面白いことを全力でする!というのが信条です。

また、EラーニングのアプリもXP決済にて利用が可能です。
ライティングとシャドーイングを自己学習し、さらにスカイプレッスンもできる「単語道場」という画期的なアプリです。
https://tangodoujou.jp/


4.XPCが誕生した経緯

上記のようにXPはゲーム分野を中心にして実績を積み上げ、さらに実店舗での決済や教育分野との結びつきも深めてきましたが、一方でコインとしての懸念点があると以前から言われていました。ここからは少しだけテクニカルな説明になりますがご容赦ください!

◎PoS率の高さ
XPはPoS(Proof of Stake)というアルゴリズムを採用しています。専門的な話は省きますが、PoSとはコインを持っている量(Stake)に応じてブロック承認の成功率が決まります(よく比較されるPoW(Proof of Work)は保有する計算力(Work)が大きい人ほどブロック承認の成功率が高くなります。ちなみに最近話題になっているPoWに対する「51%問題」に関しても、XPはPoSを採用しているので安心です)

このPoSというシステムを採用しているXPは「鋳造(minting)」と呼ばれる方法で増やすことができます。
簡単に言うと「高性能なコンピューターや高額な電気代を使わなくても、コインの保有量に応じて無料でコインが増えていきます」という仕組みなのです。
世の中でも銀行にお金を預けておけば利息がついて少しずつ増えていきますが、PoSの場合もウォレットに入れておけば勝手に増えていく…というイメージです。

ただ、「コインが増える」というのは一見すると素晴らしいことですが、もしコインが増えすぎてしまうとどうなるでしょうか?

たとえばダイヤモンドは希少性が高いからこそ価値があるわけでして、石ころのようにゴロゴロ転がっていたら価値はなくなってしまいます。
XPが直面していた問題はまさにこのことで、PoSによってコインがたくさん増える(年率40%)ことから、「増えすぎて価値がなくなるのではないか?」という不安を持つ人がいたのも事実なのです(XPの現在の発行枚数は約2600億枚です)


◎情報開示が少ない

XPの懸念点の2つ目は、情報開示が少ないという点でした。これは必ずしも「仮想通貨をつくる開発陣はすべての情報をオープンにしなければいけない」というわけではありません。元々仮想通貨自体が秘匿性の高いプロジェクトでもありますし、守秘義務等の問題で開示できない情報があるのも現実です。

しかし、情報開示の頻度が少なければホルダーたちが不安になるというのも事実で、この点がXPの一つの問題点でした。

XPはグローバルなチームで開発・運営が行われていたのですが、保有者の大半は日本、韓国という状況でした。
そのため本家(本部運営陣)と、日本・韓国コミュニティの間でしばしば「もっと情報開示をしてほしい」「進捗状況をSNS等でアップしてほしい」といった摩擦があったのも事実です。

 


◎XP-botウォレットの不安定さ

前述の通り、実店舗決済でXPが使われていましたが、肝心の決済用botウォレットが不安定で時々メンテナンスを必要とする状況でした。決済店にとっては決済ツールがダウンしてしまうのは非常に不便なので、その改善を求める声があがっていました。そのため「XP決済を導入したい」というお店がたくさんあったにもかかわらず、同様の理由で各店舗に待っていただく状況が生じていました。


他にも理由はありますが、上記のような理由から「XPの懸念点を克服する新しいコインを作った方がいいのではないか?」という機運が高まっていました。ホルダーの大多数を有する日本と韓国のチームは本家と長い間交渉を重ねてきましたが、最終的に新しいXPCというコインをつくる(XPのハードフォークではなく、完全に別の組織が新しいコインをつくる)という決断を下したのです。
冒頭でお伝えした通り、その発表が5月20日にありました。XPCの正式な発行は7月を予定しています。

 

5.XPCの特徴

XPCとはeXPerience Chainの略で、以下のような特徴を持っています


◎PoS率の変更

まずXPCは初期発行枚数をXPの半分以下となる1000億枚に設定しています
また、Age Burnable PoS(ABPoS)という世界初の新PoSシステムを開発しています。
このABPoSでは毎年のPoS率が初年度は10%、そこから毎年1%ずつ減っていき5年目以降は5%になるように設定されています(XPの40%と比較するとかなり少なくなっています)

さらに、トランザクション時の手数料分がバーンされる仕組みも取っており、これらによってコインの枚数が増えてインフレをおこさないような仕組みになっています

そしてABPoSの非常に魅力的な特徴として、PoSによって増えた報酬分を別のウォレットなどに届けることができるようになります。
たとえば自宅のPCでXPCを鋳造して、増えたXPCの一部を提携するお店や個人に贈ることも可能ということです。
ある慈善団体が資金的に困窮しているとき、XPCの有志メンバーが自分たちのPoS報酬をその団体に贈ることもできるのではないでしょうか。それが可能であればメンバーたちはわざわざ募金箱までお金を入れに行く必要がないということです。自宅のPCで得た報酬分で自動的に社会貢献ができるというのは夢のようなシステムではないでしょうか?

◎透明性の高い組織運営
XPCに関しては、もともとXPで開発・運営に当たっていた日本や韓国側のメンバーおよびその他世界各国のメンバーたちが合流して、国際的なプロジェクトのかたちを取っています。

WP(ホワイトペーパー)が間もなくリリースされますが、最初に英語、日本語、韓国語版が、その後順次イタリア語やドイツ語など各国の言語で公開が予定されていることからも、国際的なプロジェクトの雰囲気が伝わってきます。

(以下の組織図は今後更新されていきます。XPの古いホルダーさんたちにはなじみの深いBitBenderさんの顔もありますね)


さらに、組織の透明性と活動領域を広げるために法人格の取得にも素早く動き始めました

(1)日本…社団法人eXPerience Chain Japan(XPC-JP協会)が設立完了

(2)アメリカ…XPC財団(501(c)(3)法人)を設立中
※非営利法人として税制上の優遇措置が認められた団体です。評議員は日本2名、韓国2名、アメリカ2名、イタリア1名からなります

(3)韓国…現地企業の立ち上げ(正規社員を雇用してのオペレーションを予定)

法人格の取得は、信頼ある組織運営において大切だと個人的には思います。また、大手取引所などへの上場には法人化が必要という理由もあります。組織体制をオープンにして、かつ今後の上場を見据えた土台ができつつあると考えられます。


◎安定したウォレットの提供

不安定だったXPのbotウォレットを改良し、CCwalletがリリースされました。また、XPC用のPCウォレットやその他のウェブウォレットも開発が行われておりますが、それらによって「実店舗での決済がよりスムーズになる」という大きな改善が見込まれます。
前述の通り、XP決済を導入したいというお店や企業はたくさんありましたが、今回のXPCのウォレットによって新しい決済店が増えていくと予想されます。

XPCの発行と最初の取引所への上場(CoinExchange)は7月に予定されていますが、その後からネット上で「XPC決済をはじめました」というお店がどんどん現れていったら嬉しいな…と個人的には思っています。
これまでXP決済店であった各店舗などもXPC決済を受け入れるところが大半だと思われますし、もちろん私が運営する語学学校(Face to Face English School)でも、XPC決済を可能にします。

補足ですが、XPCは最新のBitcoin core 0.16.0がベースでSegwitを標準サポートしている非常に性能が高いコインでもあります。Segwitとは取引(トランザクション)のデータ容量を小さく圧縮することですので、これによって送金スピードが速くなり、かつ手数料が安くなります。実店舗決済においては非常にありがたい機能です。

6.今後のXPCについて

前述の通り、XPはすでにたくさんの取引所に上場されており、かつブラジルでは電話代や水道料金など、公共料金の決済手段としても認められるようになっています。

一方、XPCに関しては運営・開発陣がそろっているとは言え、まだこれから上場先や各企業との提携を進めていかなければいけません。
この点に関してはそれぞれの方の判断になると思いますが、個人的にはXPCの進撃がはじまっていくと期待しています(ポジトークですが笑)
ABPoSを活かしたマーケティングや実店舗での広がり、またコミュニティコインとして「使える」「遊べる」という汎用性の広さから、XPCの経済圏が広がっていくと考えているからです。

すでにフィリピンでもXPCに興味を持っている企業の方と話をしたりしています。
フィリピンは仮想通貨に対して非常に前向きなとらえ方をしている国の一つであり、次のシリコンバレーを目指すべく、経済特区に10社以上の仮想通貨関連事業をオープンさせたり、ブロックチェーン関連の大学を創設したり、どんどんインフラ整備を整えて行っています。まだ市場は成熟していませんが、こういったところにXPCが広まっていけばまた楽しいことができそうですよね。


最後に、もしみなさんがXPCに少しでも興味を持たれた場合、XPCのコミュニティにぜひ参加してみてください。

XPCはDiscord、FB、ツイッターなど様々な媒体を通して情報を共有しています。
特にDiscordではゲーム部、クリエイター部、健康推進部、麻雀・競馬愛好会、図書室、給食室?(笑)などもあり、チャットだけではなくオフ会なども企画して楽しむことができます。

もちろんコインへの投資は自己責任・自己判断が基本ですので、私は個人的に買い煽りをしたり、売り煽りをしたりはしません。
仮想通貨の種類が増えるにつれて、いわゆる詐欺プロジェクトやスキャムコインが出てきたりしていますが、そういったものは仮想通貨市場全体のイメージダウンになるので断固反対ですが、それ以外は各開発陣営がワクワクするようなプロジェクトをどんどん立ち上げ、市場全体が盛り上がっていくことが理想だと思っています。
「みんなちがって みんないい 仮想通貨だもの」(スキャムのぞく)by 校長

XPCに関しても、「なんだか面白そうなコインだな」というところが最初のきっかけでホルダーになってもいいと思いますし、純粋に投資対象として売買を行うのもありだと思います。ただ、今回このような機会を与えていただき、XPCとXPについて紹介させていただけたことで少しでも興味を持って下さる方が増えれば嬉しく思います。

まとめ

こんなにもXP/XPCについてまとめられた記事は見たことがありませんした・・・!(スゴイ)

どんどん用途を拡大させているようですし、今後の展開にも期待できそうですね!

 

198cmの米国人さん、素敵な記事をありがとうございました!